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福祉用具専門相談員の資格・仕事内容・将来性

【福祉用具専門相談員とは?】  公的資格

利用者に福祉機器の選び方や使い方をアドバイスする
高齢者や障害者などに対して、使い勝手のよい福祉用具の選び方などを助言する仕事です。福祉機器について適切なアドバイスを行うためには福祉用具に関する深い知識が要求され、資格取得には厚生労働大臣指定の講習会を受講する必要があります。

【福祉用具専門相談員の資格・仕事内容】

介護保険の在宅サービスに位置づけらている福祉用具貸与サービスはは、必要な人が必要な期間だけ利用し、身体機能や介護環境が変わればそれに合わせて、福祉用具をいくらでも変更可能。そして不要になれば返却し、一定のメンテナンス、消毒の後、また別の人が利用できます。いつでも利用者の身体状況に合った福祉用具が提供できるという利用効果の点、また何回も利用者を変えて同じ福祉用具を提供できるという資源の有効活用の点、複数の選択肢がある点で、我国の介護保険における福祉用具貸与サービスは、世界でも注目されるべき画期的な社会保障システムだと言えるでしょう。
そして利用者の身体状況に合った福祉用具を、本人やその家族が選定する際に、その専門性により相談を受け選定を支援するのが福祉用具専門相談員であり、介護保険法上、福祉用具の専門職と位置づけられています。

【福祉用具専門相談員の仕事の将来性】

福祉用具自体、健常者の日常生活において、ほとんど知る機会のないものでありなじみがないため、いざ必要となった時は福祉用具専門相談員の専門職としての支援なしに、利用者自身や家族が、利用者に合った福祉用具の選定をするのは至難のわざと言えます。また専門性のない人が適当に選んでいるとすれば、せっかくの画期的な貸与システムの良さが生かされないことになります。そこで福祉用具専門相談員の存在がとても大事だということになります。
介護保険制度では福祉用具の貸与も保険給付の対象で、指定福祉用具貸与事業所には2名以上の専門相談員を置かなければならないため、より将来性は広がります。

【こんな人にオススメ!】
◇福祉業界で働く人
◇手に職をつけたい
◇社会に貢献したい